バーンチエン遺跡
バーンチエン遺跡(-いせき、โบราณสถานบ้านเชียง)は、タイ・ウドーンターニー県・ノーンハーン郡にある古代文明の遺跡。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
バーンチエン遺跡では土器を中心に動物の骨なども見つかっており、黄河文明・メソポタミア文明とは違った、東南アジア独自の文明として注目を集めている。土器には独特の渦をもった幾何学模様をもつものがあり広く知られている。なお、紀元前数千年というタイの有史以前の時代のものであり、文明の主である民族は今のところ不明とされている。
元々森林地帯であったバーンチエンは小さな村であった。遺跡自体はかなり以前から外に露出しており、その遺跡の土器は、周辺の村人によって拾われ、カメに使われるなど日用品として利用されていた。しかし、1960年に地元の学校、プラチャーチエンチュート学校の教師群がこの土器は実は考古学的な遺産なのではないかと考えるようになり、学校内に保存を目的とした博物館を設置、保存にあたった。同年タイ文部省の発掘が始まった。